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今話題のeスポーツとは?人気のゲームタイトル、選手、大会、賞金など一挙解説!

最近さまざまなメディアで「eスポーツ」というワードを目にする機会が増えていますよね。世界の競技人口は1億人以上と言われ、アジアオリンピックの新種目にも選ばれました。
ここでは、今注目を集めている「eスポーツ」について解説します。

ゲームがスポーツに!「eスポーツ」とは?

「e-Sports(eスポーツ)」とは「electronic sports(エレクトロニック・スポーツ)」の略で、電子機器を用いて行う競技を指し、複数のプレイヤーで対戦するコンピュータゲームをスポーツとして捉える際の言葉です。
格闘ゲームのように、対戦形式で明確に勝ち負けが決まるものがある一方、タイムやスコアを争って勝ち負けが決まるものもあります。どんなゲームにも何かを競っている要素はあり、それをルール化できるならeスポーツとして成り立つという考えです。
eスポーツは、インターネット環境とゲーム機があれば誰でも始めることが可能です。年齢や性別、体格を気にする必要はありません
競技人口は、世界で1億人以上と言われており、選手としてチームに所属するプロゲーマーや多くの熱狂的ファンが存在します。

アジアオリンピックの競技種目にもなった!

2018年に開催された冬季オリンピック「平昌オリンピック」では、国際オリンピック委員会(IOC)のサポートを受けたeスポーツ大会が現地で開催されました。2024年に開催予定の「パリオリンピック」において、eスポーツの競技種目への採用が検討されているとも言われています。

また、アジア地域を対象とした国際総合競技大会「アジア競技大会」は、4年ごとに開催されるため「アジアオリンピック」とも呼ばれています。アジア内で行われる国際大会で、2018年8月にはジャカルタ・パレンバンで第18回大会が行われました。実施競技は、41競技465種目。本大会でeスポーツがデモンストレーション競技として実施され、話題となりました。2022年の中国・杭州大会(第19回大会)では正式種目として採用される見込みともあり、より注目が高まっています。

2018年アジアオリンピック eスポーツ競技種目

・『PRO EVOLUTION SOCCER 2018(ウイニングイレブン 2018)』
・『Clash Royale(クラッシュ・ロワイヤル)』
・『StarCraft Ⅱ: Legacy of the Void』
・『Hearthstone(ハースストーン)』
・『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』

 

eスポーツの種目とは?人気のゲームタイトルもたくさん!

FPS(ファーストパーソンシューティング)

FPSとは「First Person Shooter(ファーストパーソン・シューター)」の略で、一人称(主人公である本人)視点のシューティングゲームです。日本では「ファーストパーソン・シューティングゲーム」と呼ばれています。主に銃やナイフなどの武器で敵や他プレイヤーを狙撃し、ミッションをクリアしていきます。人気のポイントとして、短時間で楽しめることやアクション性の高さが挙げられます。

人気のタイトル

『Call of Duty』シリーズ
『Halo 5: Guardians』
『Rainbow Six Siege』
『Overwatch(オーバーウォッチ)』

 

TPS(サードパーソンシューティング)

TPSは「Third Person shooter(サードパーソン・シューター)」の略で、FPSとは異なり、操作するキャラクターの姿や全体的な動作が見える第三者視点のシューティングゲームです。日本では「サードパーソン・シューティングゲーム」と呼ばれています。ゲームによっては、一人称視点と三人称視点の切り替えを自由に行えるものも存在します。

人気のタイトル

『World of Tanks(ワールドオブタンクス)』
『Fortnite(フォートナイト)』
『Splatoon(スプラトゥーン)』

 

RTS(リアルタイムストラテジー)

RTSは「Real-time Strategy(リアルタイムストラテジー)」の略で、俯瞰視点から戦場を見据えてプレイするシミュレーションゲームです。行動の順番が明確に決まっている『Turn-Based Strategy(ターン制ストラテジー)」とは異なり、プレイヤーはリアルタイムで進行する時間に対応しながら戦略を立てて敵と戦います。

人気のタイトル

『Age of Empires』シリーズ
『StarCraft II』

 

MOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)

MOBAは「Multiplayer Online Battle Arena(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)」の略で、複数のプレイヤーが2つのチームに分かれ、味方と協力しながら敵チームの本拠地を破壊することを目指すゲームです。各プレイヤーは自分のキャラクターのみを操作します。

人気のタイトル

『League of Legends』
『Dota 2』
『Heroes of the Storm』
『Vainglory(ベイングローリー)』

 

MMORPG

MMORPGは「Massively Multiplayer Online Role-Playing Game(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)」の略で、大規模な人数で同時参加するオンラインRPGです。複数のプレイヤーが1つの世界に参加しますが、仮にプレイヤーが一人も接続していなかったとしても、ゲーム世界の時間は流れ続けているというのが特徴。

人気のタイトル

『Blade & Soul(ブレイドアンドソウル)』

 

格闘ゲーム

ゲームセンター文化が根強い日本では、格闘ゲームが主流となっています。日本人プロゲーマーの中でも格闘系を専門とするプレイヤーが多いようです。一画面の中で繰り広げられるプレイヤーの技に見所があり、多くのファンを惹きつけています。

人気のタイトル

『Street Fighter(ストリートファイター)』シリーズ
『鉄拳』シリーズ

 

スポーツゲーム

スポーツを題材としたシミュレーションゲーム。特にサッカーゲームが人気を博しており、世界各地のトップリーグと契約を結んでいるため実在選手も登場しています。

人気のタイトル

『FIFA』シリーズ
『Winning Eleven(ウイニングイレブン)』シリーズ

 

レーシングゲーム

レーシングゲームはF1のテスト走行で使うシミュレーターそのもの。まるでリアルにサーキットでレースをしているような感覚を味わうことができます。eスポーツのレーシングゲームは限りなく本物のレースに近いことが大きな魅力です。

人気のタイトル

『rFactor』シリーズ
『Forza Motorsport』シリーズ

 

パズルゲーム

次々に落ちてくるパズルを組み合わせ、積み上げられたパズルが画面いっぱいになってしまう前に消していくゲームです。どれだけ効率良くパズルを消し続けられるかを競います

人気のタイトル

『ぷよぷよ』シリーズ
『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』

 

CCG/TCG(カードゲーム)

CCGは「Collectible Card Game(コレクタブルカードゲーム)」、TCGは「Trading Card Game(トレーディングカードゲーム)」を表します。各プレイヤーがコレクションしたカードの中から、自由に、あるいはルールに沿って組み合わせたカードの束(デッキ)を持ち寄り、2人以上で対戦を行うゲームです。

人気のタイトル

『Shadowverse(シャドウバース)』
『Clash Royale(クラッシュ・ロワイヤル)』
『Hearthstone(ハースストーン)』

 

eスポーツにどんな大会があるの?

プロフェッショナルeスポーツの競技会として広く認められている大会は以下の8つです。
大会で用意される賞金はコンピュータ技術系の大企業がスポンサーとして提供しています。また、選手たちのスポンサーになっていることも多く、大会への旅費やその企業の製品を提供しているそうです。

・ESL(Intel® Extreme Masters/インテル・エクストリーム・マスターズ)
・Cyberathlete Professional League
・World Series of Video Games
・World Cyber Games
・World e-Sports Games
・ESWC
・Evolution Championship Series
・Major League Gaming

 

eスポーツの賞金はいくら?

大会の賞金総額について例を挙げると以下の通りです。

・2016年「Halo World Championship 2016」:250万ドル(約2億7500万円)
・2017年「World Electronic Sports Games 2017」:150万ドル(約1億7500万円)
・2017年「The International 2017」:約2,468万ドル(約27億1480万円)

かなりの賞金が出ていることが分かりますね。トッププレイヤーともなれば、優勝賞金1億円程度にスポンサー料を加えた収入となります。このような点からもプロゲーマーを目指す人は増えているようです。

しかし、海外に比べて日本はまだまだeスポーツの発展途上であり、国内では「不当景品類及び不当表示防止法」という法律の観点から、ゲームメーカーなどが高額賞金を提供することが問題となっています。つまり、日本のeスポーツ大会では高額賞金を出せない暗黙のルールがあるのです。
法整備や規制、世間の認識などの問題を解消し、日本国内でもeスポーツを盛り上げていって欲しいですね。

 

世界で活躍する日本のプロゲーマーは?

①梅原大吾(うめはら だいご)

格闘ゲームの世界で「神」とも呼ばれる、日本を代表するプロゲーマー。2010年にアメリカの企業とスポンサー契約を結び、日本初のプロゲーマーとなる。年齢とキャリアを重ね、現在の日本のeスポーツ界を牽引する存在である。

 

②ときど(本名:谷口一)

東大卒のプロゲーマーとしてさまざまなメディアにも登場。特にストリートファイターの「豪鬼」をメインに使用し、世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO2017」をはじめ、「RAGEストリートファイターⅤ 白虎杯」、「Thaiger Uppercut 2018」、「Norcal Regionals 2018」などで優勝を飾る。

 

③Nemo(ネモ/本名:根本直樹)

Team Liquidに所属する、格闘系の社会人ゲーマー。平日はビジネスマンという一面を持ちながら「Red Bull Kumite 2017」では優勝を果たすほどの実力派。

 

④竹内ジョン(本名:竹内亮太)

Team Liquid所属、1998年生まれという若きプロゲーマー。学生時代の「ジョン」というあだ名がゲーマーネームとなっている。2016年にプエルトリコで開催された「First Attack 2016」で優勝するなど、将来が期待される存在。

 

⑤岸大河(きし たいが)

2008年の東京ゲームショウで行われた、『WarRock』の日本一決定戦で優勝したことがきっかけでeスポーツの世界へ。ゲーマーとしての実力もさることながら、現在はゲームキャスターとして世界中で活動中。大会やイベントでの実況を職業とし、eスポーツ界を代表する人物である。

 

新時代のスポーツ、eスポーツに挑戦してみよう!

いかがでしたか?
eスポーツは、電子機器を使って知性とテクニックで競うスポーツです。ゲームの種類にもいろいろなものがあり、身体を使うスポーツとはまた違った魅力がありますよね。
日本は他の国々に比べれば、eスポーツがスポーツとして承認されているとは言えないかもしれませんが、そんな中でも活躍している日本人プロゲーマーは存在します。最近は多くのIT企業がeスポーツに注目しているようですし、法整備がきちんとされればもっと盛り上がることでしょう。
今後のeスポーツ発展が楽しみですね!

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Asuka

Asuka

delight MEDIA編集部ディレクター・ライター。 音楽、映画、ドラマ、漫画などエンタメが大好き!ワクワクする次世代カルチャーを広めるべく、毎日の情報収集は欠かしません。