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ホラー映画も顔負けのF.E.A.R.!どんなゲーム?

F.E.A.R.はMonolith Productions(モノリス・プロダクション)が2005年に開発したゲームで、前代未聞のホラー&ミリタリーFPSとして人気を集めました。今回ご紹介するF.E.A.R. Combatは、そのF.E.A.R.の製品版のマルチプレイ要素だけを抜き出して無料化したオンラインゲームです。

実は製品版F.E.A.R.との対戦も可能なお得ゲームなので、マルチゲームファンならチェックしておきたいところ。恐ろしくも面白いF.E.A.R. Combatについて解説していきます。

ホラー&ミリタリー!F.E.A.R.とは?

製品版F.E.A.R.はジャンルとしてはFPS(ファーストパーソン・シューター)で、主人公目線で戦うアクションシューティングゲームです。ただし、単にゲーム世界の中でファイターとして戦うだけでなく、そこにホラーの要素を持ち込んだのが異色作といわれる所以でしょう。

プレイ内容はミリタリー系FPSなのですが、ホラー映画も真っ青の本格演出が随所にあり、当時ゲーム業界をかなりザワつかせた作品です。しかも突然びっくりさせるようなお化け屋敷的な演出ではなく、深々と迫って来るような心理的恐怖なので、製品版は怖い系が苦手な人にはちょっと厳しいかもしれませんね。

逆に本格ホラー大好きという人なら、主人公になりきってゲーム世界を堪能できるので怖さも倍増、いろんな意味でスリル満点のアクションシューティングを満喫できます。

一方F.E.A.R. Combatはあくまでもマルチプレイゲームとして要素を抜き出した形なので、怖いのはダメという人でもあまり怖さは感じないでしょう。気にはなっていたけれど怖すぎて手が出せなかったという人は、F.E.A.R. Combatからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ストーリー、主な登場人物は?

製品版F.E.A.Rにはホラー映画並みのかなりしっかりしたストーリーがあります。米軍と契約して武器開発を行っているアーカムテクノロジー(ATC)は、航空宇宙開発にも関わる大企業。ここでは内密に指揮官のテレパシーで動くクローン兵士軍団の研究も行っていました。

そんな中、指揮官のフェッテルが突然暴走し、警備部隊を殺戮してATCビルを占拠してしまいます。そこで主人公は米軍の特殊部隊First Encounter Assault Recon:通称F.E.A.R.の隊員となり、現場へ向かうことになるのです。First Encounter Assault Reconとは「第一種遭遇強襲偵察部隊」という意味で、F.E.A.R.は超常現象を取り扱うため、隊員は変わり者扱いされているという設定。

主人公の目的はフェッテル暗殺なのですが、ビルに潜入すると突然悪夢のようなフラッシュバックがカットインされることになります。これは誰かの記憶なのか、それとも自分の過去の記憶なのか、わからないまま激しい銃撃戦が幕を開けるのです。プレイヤーが操ることになる主人公はF.E.A.R.の新人で、役割は前衛です。

配属早々怪事件に巻き込まれるわけですが、超人的な身体能力と反射神経を持ち、蹴り一撃で兵士を倒せるほどのパワーを持ちます。寡黙なイケメンなのですが、なぜかフェッテル側のテレパシーを傍受する能力を持ち、ホラーな幻聴や幻視を見せられながら単独で敵に向かって行きます。

敵はパクストン・フェッテルという超能力者で、人を食べることで記憶を盗むことができるという人物。反乱を起こした理由はストーリーが進むにつれて徐々に明らかになって行きます。パッケージなどにも度々登場するのがアルマという謎の女性で、強い念動力で主人公を導いて行きます。

F.E.A.R.チームはベン・ジャンコフスキー、ジン・スンオン、ロウディ・ベターズ、ダグラス・ホリディといった面々。フェッテル軍はレプリカ兵で、クローン兵、ヘビーアーマー、パワードアーマー(REV6 ロボット)、アサシン、ゴーストとなっています。

F.E.A.R.のルールは?

製品版F.E.A.R.は、作りこまれたストーリーに沿って敵と戦いながらビルを進んで行くシングルアクションシューティングが基本です。F.E.A.R. Combatはマルチプレイで、デスマッチの他チームデスマッチなどが可能。10種類のゲームモードがあり、19種類のマルチプレイマップで12種類の各種ガンで敵を倒すことが目的となります

特徴的なのはスローモー(Slo-Mo)という機能で、発動させるとゲーム全体がスローモーション進行になる能力です。ストーリーでは主人公の特殊能力ということになっていますが、ゲーム内でアイテムを拾うとチーム全体に発動し、敵より早く動けるようになります。

人気の理由とは?

F.E.A.R.は発売当初から、シングルプレイのストーリーは怖いけれど、マルチプレイは単純にバトルが楽しいと評判でした。その要素を取り出したのがF.E.A.R. Combatです。基本はガンでの攻撃なのですが、主人公は驚異的なキック能力を持っているので飛び蹴りで相手を倒したりすることも可能。

特にトランス状態のようなスロー視点で敵を攻撃できるスローモーシステムが人気が高く、恐怖を忘れて気楽にバンバン撃ち合いができるのが醍醐味です。後方支援の味方が絶妙にスローモーを発動させることで、チームを勝利に導くこともできます。
また、弾丸1発の威力をかなり大きくしていることも大きな特徴です。

数を撃って削って行くというよりは、格闘ゲームのように狙って強力な一撃を食らわせるという戦い方もできます。射撃の腕があれば、ヘッドショット1発で敵を倒すことも可能でしょう。エリミネートモードにすれば、一度デッドすればそれでおしまいというストイックなプレイも可能です。

こうした内容から、ファンはホラー好きだけかと思いきや、実はミリタリー系のバトルを好む層も少なくありません。スピード感も抜群で、体力の回復のメディパックやアーマーなどの用意もあります。

eスポーツの競技人口は?

探したところF.E.A.R. Combatのデータは見つからなかったのですが、完全無料ということで気軽にプレイされているようです。対戦人数は4~8人程度で、少人数でも気軽に遊べるのが魅力でしょう。プレイ人口が多いとはいえないかもしれませんが、大人数が揃わないとできないゲームではないので、特に問題はないでしょう。

課金システムは?

F.E.A.R. Combatは完全無料で、アイテム課金などもありません。これだけのゲームがコストなしに遊べるのは魅力ですね。
F.E.A.R. はSteamにて定価980円です。ただし、日本語は公式では対応していないので注意しましょう。

ホラーが苦手な人にはおすすめできないほどの怖さ!

製品版は、とにかく心理的に迫ってくるようなコワさがあります。ただし、ストーリーは英語なので詳細がよくわからなかったという声も挙がっているのが正直なところです。無料の日本語化パッチなども出ているようですが、公式ではないので自己責任となることは覚えておきましょう。

また、セリフには字幕はついていないので英語を理解する必要があります。ただシングルプレイは完全に一本道ですし、しなければいけないことは非常にわかりやすいので、英語がわからなくてもクリア可能です。とにかく映像が美しく非常にインパクトが強いので、それだけで嫌でも理解できてしまうでしょう。

怖いものが苦手な人は厳しいかもしれませんが、ホラー好きならディレクターズエディションの特典映像もチェックしたいところですね。メイキングやインタビューも収録されていますし、ゲームの進行に合わせて製作者たちが解説を入れる音声特典などもあります。

まさに映画や海外ドラマを見ているような気分になれるでしょう。前章にあたる女性研究者と少女アルマの実写ドラマなども収録されています。(ただし英語)また、恐ろしいシングルプレイとはうって変わり、マルチプレイのF.E.A.R. Combatの方はカジュアルに楽しめるミリタリー系です。

デスマッチやチームデスマッチでもスローモーの有無を設定できるので、ストーリー中の主人公と同じ能力を使うことも可能です。スローモーはマップにあるアイテムを取ったプレイヤーが発動権を持ちます。いかに敵より早く確保するか、それをどのタイミングで発動するかなどの戦略性もあります。

圧倒的に有利になる一方、メーターをためる途中は身体が光るため、敵に位置がバレやすくなるリスクもあります。チーム戦なら誰がスローモーを使うか、アタッカーと後方支援の連携も必要でしょう。

とにかく気軽にバンバン撃ち合えて、キックや素手での格闘なども盛り込まれているのはユニークです。特にマルチプレイはスピード感がとても高いので、まさにeスポーツ系FPSが意識されています。

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delight MEDIA編集部

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