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日本eスポーツ連合(JeSU)とは?どんな役割を担っている?

プロスポーツでは、そのスポーツをより盛り上げるため、より広めるための組織が存在するのが普通です。日本野球機構、日本プロサッカーリーグを始めとしてスポーツに応じた組織が存在しています。ゲームをスポーツに見立てるeスポーツの場合、このような競技を統括する組織が存在しませんでした。しかし、2018年2月に日本eスポーツ連合が立ち上がり、eスポーツの普及に向けて一歩前進しました。

日本eスポーツ連合(JeSU)とは

先に、eスポーツの競技を統括する組織は存在しなかったと書きましたが、これは正確ではありません。日本には日本eスポーツ協会、e-sports促進機構、日本eスポーツ連盟の3つのeスポーツの組織があったからです。
しかし、3つの組織がそれぞればらばらに存在していたからこそ、足並みが揃わない側面もありました。日本eスポーツ連合は、これらの3つの組織が合流し、コンピュータエンターテインメント協会などの支援を受ける新団体です。
3つの組織が合流したことにより、eスポーツをバックアップするための体制がより整いました。日本eスポーツ連合はeスポーツの普及のために活動する組織であり、その活動内容は多岐にわたっています。

日本eスポーツ連合の活動の1つが、プロゲーマーを志望するプレイヤーに対してのライセンス発行です。元々、プロゲーマーは日本eスポーツ連合が誕生する前から存在していましたので、この辺りのプロの定義はやや曖昧です。実際、日本初のプロゲーマーである梅原大吾選手は、2010年にアメリカのメーカーとスポンサー契約をしています。
このように、日本eスポーツ連合とは別ルートからでプロになった選手も存在するのが実情です。しかし、eスポーツのプロとして活動したいと考えている場合、日本eスポーツ連合のプロライセンスを得るとよいでしょう。まず、プロライセンスは全部で3種類があり、1つ目はジャパン・eスポーツ・プロライセンスです。こちらは個人向けのライセンスであり、満15歳以上、かつ義務教育を修了している人を対象としています。満20歳未満の場合は親権者の同意が必要という条件はありますが、義務教育を終えていれば誰でも得られる可能性があるライセンスです。2つ目はジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンスであり、こちらは義務教育を終えていない子供向けのライセンスです。
基本はジャパン・eスポーツ・プロライセンスと同じですが、13歳以上15歳以下、義務教育を修了していない人を対象にしています。こちらを取得していれば、年齢の条件を満たした場合にジャパン・eスポーツ・プロライセンスへの移行も可能です。3つ目はジャパン・eスポーツ・チームライセンスで、こちらは個人ではなくチームとしてのプロライセンスです。ジャパン・eスポーツ・プロライセンスをチームの誰も持っていなくても、チームとしてプロライセンスは得られます。日本eスポーツ連合の3つのプロライセンスを得るための条件として、ゲームの実力は欠かせません。この実力はやや曖昧なところがあり、どのくらいの腕があれば大丈夫とは一概に言えません。日本eスポーツ連合ではプロライセンス認定タイトルを定めており、対象外のゲームも多く存在します。
そのため、日本eスポーツ連合が認めていないゲームの実力があっても、プロライセンスには結びつきません。日本eスポーツ連合によるライセンス認定タイトルで実力を見せること、これがプロライセンスの大前提です。実力を見せるためには、ライセンス認定タイトルの大会で優秀な成績を収めなければいけません。
どのくらいが優秀でどのくらいは優秀ではないのか、これがはっきりしていないものの、大会の活躍は必須です。プロライセンスを得る上での最も大きなハードルは、ライセンス認定タイトルで発揮される実力です。先に書いたように年齢制限はあり、残念ながら13歳未満の場合はプロライセンスは取得できません。しかし、学歴は全く関係なく、年齢も一定のラインを超えていれば問題ないため、最も重要なのはゲームの実力です。

プロライセンスを取得する目的位は?

プロライセンスを取得する目的は人それぞれではあるものの、大きいのは収入と名声です。昔はゲームで稼ぐなど夢物語でしかありませんでしたが、eスポーツの発展により収入面でも期待が持てます。日本ではゲームの大会で高額の賞金を出すことに批判的な声もあるものの、海外では話が別です。海外では、過去に優勝賞金およそ10億円、賞金総額およそ23億円なんて大会も開催されたほどです。
日本でも賞金が高額なeスポーツの大会は開かれており、プロライセンスを得てゲームに挑むことで一攫千金の夢が期待できます。実力のあるプロゲーマーは名声を集めやすく、こちらもプロライセンスを得るメリットです。名声によるメディア出演なども期待できるため、名前を売りたいと考えているならプロライセンス取得を目指す手もあります。

プロライセンス認定タイトル

日本eスポーツ連合によるプロライセンス認定タイトルは複数あり、まずは「ストリートファイター アーケードエディション」です。対戦格闘ゲームを確立させたシリーズの最新作で、家庭用ゲーム機やPCで遊べるタイトルです。3Dの対戦格闘ゲームの人気シリーズ「鉄拳」の最新作である「鉄拳7」も、認定タイトルに入っています。
海外で特に人気がある、一人称視点のシューティングから認定タイトル入りしているのが「レインボーシックス シージ」です。同じく、一人称視点のシューティングから選ばれているのが「コール オブ デューティ ワールドウォー」です。変わったところでは、スマホ向けのソーシャルゲーム「パズル&ドラゴンズ」と「モンスターストライク」も認定タイトルに選ばれました。ここまで挙げた6つのゲームが、日本eスポーツ連合の発足前からプロライセンスの対象であると発表されたものです。その後、人気の落ち物パズル「ぷよぷよ」など認定タイトルは増えており、今後もラインナップは広がっていくでしょう。

プロへの道は険しいが

日本eスポーツ連合のプロライセンスは、ゲームを仕事としたいのならば役に立つ存在です。プロへの道は険しいものの、ゲームを仕事にしたいのであればライセンス認定タイトルをプレイして実績を残してください。

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delight MEDIA編集部

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