DELIGHT MEDIA (デライトメディア)| 新時代のネットカルチャーの最新情報を紹介するメディア

元祖FPSといわれるQuakeシリーズ!Quake Championsとは?

2018年8月、発売元のBethesda Softworks社がシリーズ最新作「Quake Champions」の基本プレイを無料化すると公式に発表しました。QuakeCon 2018開催中の発表でしたが、かねてから基本プレイ無料化のアナウンスはあったものの、今か今かと待ち望んでいたファンは多かったでしょう。
もちろんそれまでのQuake同様スピーディは展開はそのままに、魅力的な新キャラも実装されています。
さらなる大ブレイクが予想されるQuake Championsの魅力を徹底解説します。

20年もの歴史を持つQuakeシリーズ。Quake Championsとは?

Quakeを開発したのはid Software(イド・ソフトウェア)という会社です。同社は有名なDOOMというゲームも開発していますが、Quakeが初めて登場したのは1996年ですので、すでに20年以上もの古い歴史と実績を持つことになります。ジャンルはプレイヤーが操るキャラクター目線で進行するFPS(ファースト・パーソン・シューター)で、完全3D描画の元祖です。

当時は完全3Dを実現したマルチプレイFPSは存在していませんでしたので、Quakeの登場は業界に衝撃を与えるものでした。すべてのオブジェクトが3D描画の上、それまでなかった高低差の概念も実装したことで、Quakeは世界初のリアルなゲーム世界の創造に成功しました。今でこそこうした表現は当たり前となりましたが、この世で初めて成功させたのはQuakeです。

そしてそれまでの通信プレイの概念も一新し、インターネットでのマルチプレイの先駆けとなったことも特筆できます。ゲームエンジンのライセンス化も行い、それにより非常にたくさんのQuakeシリーズが登場することにもなりました。ゲーム史に金字塔を打ち建てたこの名作が20年の時を経てまた新たな一歩を踏み出したことは、非常にエキサイティングなことです。

オンラインマルチプレイゲームの往年のファンでこの作品を知らない人はまずいませんし、大きな期待を持って待っていたことでしょう。

ストーリー、主な登場人物は?

実はQuake Championsにはシングルプレイモードはありません。つまりストーリーは存在せず、モンスターと戦うことも、ボス戦を行うこともありません。同社のクリエイターTim Willits氏はインタビューで、Quakeファンにとってベストなのはマルチプレイであり、最高のe-Sportsタイトルにするためにすべてカットしたと答えています。

特定分野に特化したゲームにするために、大胆に割り切った選択の結果といえるでしょう。ちなみに元祖Quakeはファンタジー要素の強いSFで、ストーリーも存在しています。スリップゲートという時空転送装置で地球へ侵攻して来る敵に対し、地球からもスリップゲートを使い敵地に攻め込むというもの。

この作戦のコードネームがQuakeで、これがゲームタイトルになっていたわけですね。世界観は中世と近未来が混ざったような独特なもので、そこに魅了されたプレイヤーもたくさんいました。二作目以降は地球侵略を企むStrogg(ストログ) というエイリアンとの戦いがストーリーとなり、続編にあたる四作目はハリウッド映画並みの名作と絶賛されています。

Quake Championsでプレイヤーが操作するのはChampionと呼ばれるキャラクターで、ライト・ミディアム・ヘビーという3つの重量階級があります。皆屈強な戦士ですが、メカや獣人など様々な個性が揃い、今後も続々追加が予定されています。

Quake Championsのルールは?

Quake ChampionsはFFA(Free for All)やデスマッチなど一般的なマルチプレイも楽しめますが、基本は5:5のチーム戦です
特定のオブジェクトを巡ってチーム同士が戦いを繰り広げ、様々なマップを舞台にアリーナスタイルのバトルが展開します。

レイルガンやロケットガン、ライトニングガンなど銃がメイン武器で、プレイヤーのヘルスが0になると戦闘不能となります。
ステータスは重量階級に関係なく初期値125、最大値100、オーバーチャージ最大値175に統一され、それを削りながら目的の達成を目指します。

人気の理由とは?

Quake Championsは、Quakeシリーズのスポーツ特化型ゲームとして作られています。当然のことながら連面と続くQuakeファンを取り込んだ上でプレイヤーのパイを広げるもので、人気の理由はQuakeそのものにあるといえます。それほどまでに初代Quakeの人気は絶大で、生誕20年にあたる2016年にはMachine Gamesが新エピソードDimension of the Pastも公開しています。

ファンのコミュニティでは、自分はQuakeで育ったと言い切るファンもいるほど、その存在感は絶対的なものなのです。今でこそ当然のように存在するシステムも、すべてはDOOMやQuakeで初めて確立されたと思えば、それも当然でしょう。

インターネットを介して世界中のプレイヤーが一緒に同じゲームをプレイするということが、どれほど楽しいことかを教えてくれたのがこのゲームです。黎明期なので当時はバグ(予期せぬ不具合)も多かったのですが、逆にそれが戦略的に使える動きだと捉え、仕様に組み込むことも行って来ました。

つまり、世界中のプレイヤーがオンラインマルチプレイゲームQuakeを一緒に作り上げて来たのです。その歴史と実績がある限り、Quakeの人気が失われることはないでしょう。ただもちろん、Quake Championsはeスポーツに最高に適したゲームとして新たに開発されたものです。

まったく新しいプレイヤーが今から参戦しても互角に戦えるフェアな土壌がありますし、戦略を駆使して伝説のQuakeワールドで勝利を収めることもできでしょう。

eスポーツの競技人口は?

Quake Championsの基本プレイ無料化が公式に宣言されたのは2018年8月なので、プレイ人口はこれから伸びて来ると予想されます。データサイトSmart CastのESPORTS GAMES TIERS:2018では、現在のところ評価区分としては賞金総額50万ドル以上、ファン数100万人以上に分類されています。

課金システムは?

課金要素はキャラクターの開放やスキン(見た目を変える要素)のみとなります。eスポーツに特化したゲームなので、装備によって性能が変わるものはありません。

ただ見た目は大きく変えることができますし、自分のチャンピオンキャラクターは自由にカスタマイズすることができます。アーマーセットやスキンなど自由に組み合わせることができますが、装備できるものはチャンピオンによって異なります。

まだまだ根強い人気のシリーズ、一度プレイしてみよう!

Quake Championsが基本プレイ無料となったことで、ここから一気にプレイヤーも増えることでしょう。これを機に参戦するなら、公式サイトからアクセスしてみてください。サイトは英語になりますが、苦手な人でも無料の翻訳機能などで日本語にすれば基本的に困ることはないでしょう。

日本サーバはないですが、マッチングなどのサーバ仕様は快適性が向上しています。接続先データセンタを工夫すればマッチングもしやすいですし、Duel用の対戦相手はDiscordのpug-generalから呼びかけも可能です。Quake Championsの特徴は、常時スプリント状態のようなハイスピードで立ち回ることができる点です。

基本的に武器弾薬やヘルス、アーマーはアイテムで回復するので準備は怠らないようにしましょう。また、ほとんどの武器は撃てばちゃんとまっすぐ飛びますし、ジャンプしても射軸がブレたりしません。アイアンサイトやスコープなども存在しないので、実は操作がとてもシンプルで簡単なのです。

とにかくテンポが速く爽快に楽しめるように作られていますし、マップがかなり狭いのでスリリングな緊張感が味わえるでしょう。チャンピオンは個性があるので、それぞれ何が得意なのか不得意なのかを見極めて、自分にピッタリのチャンピオンを見つけてください。

例えば初心者ならヘビー級を使うことで、攻撃を当てられてもある程度体力を保たせて、生存時間を長くすることができるでしょう。慣れて来れば、QuakeChampionsの攻撃が最大の防御という醍醐味が味わえるようになります。

スキルに応じてチャンピオンを選び分ければ、勝率も上がって行きます。とにかく実際にいろいろなチャンピオンを使ってみて、メリットやデメリットを覚えて行くのがおすすめですね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

delight MEDIA編集部

delight MEDIA編集部

delight MEDIA(デライトメディア)は新時代のネットカルチャーを楽しく分解して深掘りするメディアです⚡エンタメからキャリア、ライフスタイルまで国内外で話題のインターネット文化をロマンを忘れず毎日発信中⚡