MOBAの中でも一線を画すDota2!ゲーム内容やルールは?

Dota2は、Defense of the Ancients Allstars、略してDota (DotA)というMOBA系ゲームの元祖のリメイク版です。ご存知の通り、MOBA (Multiplayer Online Battle Arena)は現在非常に人気の高いジャンルですが、元々はDota系と呼ばれたジャンルが元になっています。

Dota2はスタンドアローン作品としてリメイクされ、2013年7月にFree-to-Play (無料オンライン)ゲームとして正式にリリースされました。本家本元が満を持して登場したともいるDota2には、どんな魅力が詰まっているのか解説していきます。

ValveがリメイクしたDota2はどんなゲーム?

Dotaのリメイクを担当したのはバルブ・コーポレーション(Valve Corporation)です。Valveはアメリカワシントン州のゲーム製作会社で、代表作はLeague of Legends、Heroes of Newerth、カオスヒーローズオンラインなどです。

Dota2はMOBA系ゲームということになりますが、元々はDotaのほうだろうという意見も多いでしょう。歴史としては、リアルタイムストラテジー(RTS)の派生であるMODとして2003年にリリースされたDotaが、このジャンルの定着に大いに貢献したことになります。

DotA系ゲームとして制作されたタイトルが次々に爆発的なヒットとなり、かつてDotA系と呼ばれたゲームは現在MOBA系と呼ばれるようになっています。そもそもゲームの自由な世界をジャンルに押し込めることはできませんが、大枠では5:5のチーム戦で戦略を競い合うのが基本です。

多彩なキャラクターのスキルを操ってマップを攻略し、目的を達成して相手チームに勝利するのが醍醐味です。全107種のヒーローを最初から使用できるのも特徴的で、始めたばかりの人が上級者と対等に遊べるのが魅力でしょう。

ストーリー、登場人物は?

Dota2では特別なストーリーや世界観はあまり押し出していません。Dota時代から引き継がれたヒーローも含め登場人物は100体以上いますが、新しく追加されたSoler Khan (ソーラー・カン) Rix (リックス) Kanna (カンナ)の3人はストーリーが限定公開されました。

ヒーローはいかにも主人公らしい騎士などの他に、かわいい動物のような獣人がいたり、西部開拓時代のガンマンがいたりとかなり混沌としているのが特徴です。

Dota2のルールとは?

ゲームの目的は、5:5のチーム戦で敵基地に攻め込み、本拠地となる建物(Ancient)を破壊することです。目的を達成するため綿密にストラテジーを組み、仲間と力を合わせて戦うことになります。1回のゲーム時間は30~90分程度で、オンラインが基本です。戦場となるマップは1種類で、 100体以上のヒーローから1体選んでゲームを開始します。

ヒーローには4つの個性的なスキルがありますが、経験値を積んでレベルが上がるとスキルやステータスを強化することが可能。アタッカーだけでなくサポートやタンクなどの役割によるチームプレイが鍵となります。

アクション要素はありますが本質はストラテジーゲームで、戦術やスキル取得順、アイテム購入方針、仲間との連携などを駆使して相手チームのAncientを破壊すると勝利となります。特徴的なのは戦略の幅が広いことで、MOBA系の中でも群を抜いている点でしょう。

直後から奇策が飛び出す場合やその場で臨機応変にストラテジーを変えて対応していく柔軟さもあるので、観戦していても面白いゲームです。

人気の理由とは?

実際にDota2をプレイすると、他のMOBA系とは一味違ったゲームシステムで、新鮮にゲームを楽しめるのが魅力です。
日本語化してくれているので英語が苦手でもプレイしやすいでしょう。大きな特徴としては、RTSにRPG的な要素が導入されていることです。

クリープ(敵)を狩って経験値を貯め、お金を稼ぎアイテムを買い、ヒーローのレベルを上げてスキルやステータスをアップさせるといった要素はまさにRPGです。ヒーローを育成するというRPGの楽しさが、小規模ながら一試合ごとに味わえるのは他にはない要素でしょう。

また、仲間との連携が非常に重要で、いくら戦闘力が高くても仲間なしには勝てないバランスになっています。オンラインでゲームを始めると他のメンバーから一緒にやろうと誘いがかかると思いますが、初心者は下手なのに参加したら迷惑をかけると不安になりますよね。

でも同じくらいの腕前のプレイヤーがマッチングされるようなシステムになっているので心配はありません。短時間で気軽にプレイできることも、ライトユーザーから親しまれている理由です。

eスポーツの競技人口は?

Dota2は世界的に人気があり、26か国もの言語をサポートし、各地で大会も開かれています。2014年のDota2世界大会「The International 4」では賞金総額10億円超、翌2015年の同世界大会では賞金総額18億円超となり話題になりましたが、それも遠い過去のことです。

というのも2018年8月にカナダで行われたDota2公式大会「The International 2018」では、賞金総額は日本円で28億3780万円にまで上り詰めたからです。この大会で1位のチームには12億4828万円が支払われました。

Dota2の大会賞金はゲーム内でアイテムの売り上げの25%がプールされる仕組みなので、それだけのユーザーが全世界に存在する証拠とも言えます。月間のアクティブプレイヤー数は1900万人と言われているのも納得でしょう。

課金システムは?

Dota2は無料のゲームで、課金要素は主に着せ替え用の衣装のみです。これは外見が変わるだけなので、キャラクターの見た目にこだわりたい人のみの選択肢となります。また、以前はプロチームのトーナメントを観戦できる「Majors Battle Pass」という課金サービスがありました。

これはプロのゲーム中のマウス操作までつぶさに観察することができるサービスだったのですが、2018年3月にアナウンスがあり、これに代わるサービスが始まっています。置き換わったのは月額有料サービス「Dota Plus」です。

これはMajor Championships大会と連動していた前のサービスとは異なり、特定の開始日や終了日のない通年月額サービスとなります。加入するとヒーロー固有のチャレンジやゲームなどがプレイとなり、その結果新しいゲーム内通貨「Shards」を獲得することができます。

Shardsを使うと専用アイテムセットなどが購入できるようになる他、毎週末に開催される有料トーナメントに追加費用なしで参加することも可能です。

また、世界中のプレイヤーのデータを元にしたアイテムやアビリティの提案機能なども使えるようになっていますので、ヒーローをどう使うかの参考データになるでしょう。加入月額は3.99$です。フレンドにはサブスクリプションをギフトすることも可能です。

あなたはどのヒーローを選ぶ!?

Dota2での楽しみの1つがヒーロー選びですが、ヒーローには特性ごとにRole (役職)の設定があるのがユニークです。Roleは戦局を左右するため、同じRoleばかりで回復なしになってしまったり、攻撃力が足りなくなってしまったりしないようバランスを取る必要があります。

Dota2の場合、ヒーローは必ず毎試合選択することになり、試合終了で全てレベル1にリセットされるため平等となります。仲間の使うヒーローを見ながら自分が使うヒーローを考えて選ぶところから、すでにゲームは始まっていると言えるでしょう。ちなみにおすすめと言われているヒーローは、CarryのDragon Knight、Phantom Assassin、SupportのOgre Magiなどです。

試合中、誰かがヒーローを使いこなしていれば、自分も使ってみたくなるかもしれませんね。Dota2では毎回違うプレイヤーとマッチングし、得意なRoleのヒーローを使って協力プレイをするのが醍醐味です。リアルタイムで戦略を立てて協力することで、プレイごとに新たな発見があり、次に活かしたくなるのが魅力でしょう。

100種類以上のプレイスタイルがあるわけですから、連携や戦術は無限の組み合わせと言っても過言ではありません。上達すればするほど高度な技術と判断が可能となりますので、是非やり込めるヒーローを見つけてみてください。
公式サイト
http://blog.dota2.com/

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